ジャンル エフェクター / その他のエフェクター
Ze Mixette (JONNY ROCK GEAR)
参考メディア(サイト・Youtube・サウンドクラウドなど)
レビュー・紹介文
カナダのハンドメイドエフェクターブランド「JONNY ROCK GEAR」は
ジャン・ラニ・ゴッセリンが、自身もギタリストとしての音楽活動で得た経験を活かし、
ミュージシャンサイドの視点から、より良く、扱いやすい上質なサウンドを追求して、
1 台 1 台ハンドメイド製作されてるブティックペダルブランドです。
Ze Mixette(ゼ・ミキセット)はINPUTに入ってきた原音(ドライシグナル)と
エフェクト音(ウェットシグナル)をその名の通りミックスできるエフェクターです。
使い方は簡単。
SENDのジャックと混ぜたいお好みのエフェクターのINPUTを繋ぎます。
複数繋げる場合はいつも通りOUTPUTとINPUTを順番に繋いでいって下さい。
繋げる数に制限はありません!全てスイッチONにして下さい。
そして、最後に繋いだエフェクターのOUTPUTと
Ze MixetteのRETURNを繋ぎます。
これにより、ドライシグナルとウェットシグナルが混ざり、
BLENDノブで割合を調節できます。
もちろんスイッチでのON/OFFも可能です。
「原音とミックスするのって普通にエフェクトをかけるのと何が違うの?」
と思われる方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと、「全く違います。」
仮に歪み系のエフェクターをミックスするとしましょう。
普通にかけるだけだと、「音の輪郭がぼやける」「ちょっとこもる」
「アタック感が足りない」などという経験をあなたもした事があると思います。
しかし原音とミックスすることで、歪んだ音の中にナチュラルな音、
言わば背骨のような一本の芯が通るのです。
これにより、抜けが良くバンドアンサンブルの中でも埋もれない
「存在感のある音」になるのです!
他にも、モジュレーション系のフェイザーなどとミックスすれば
ひと味違ったうねりを作り出しすことも。
様々な組み合わせが可能で、音のキャラクターメイクや飛び道具としてなど
使い方はプレイヤーのセンス次第。
無限の可能性を秘めたかなり楽しめる一台です。