ジャンル エレキギター / ストラトタイプ
IMPERIAL Mini CGB (Bacchus)
参考メディア(サイト・Youtube・サウンドクラウドなど)
レビュー・紹介文
スケールとナット幅の小さいハムピックアップの、音もちゃんと使えるもの(ショートスケール、ミニギターは1万円台の安物かムスタング、ジャガーがほとんどなので)を探していました。よくある3ピックアップまたは2ハムのショートスケールでいいのに、これがまた皆無なんですよね。
そこで2年間くらい探していたのですが、いつの間にか出ていたのがこのギター。発見して、BacchusでImperialと同じコンセプトっぽい+定価10万、で質はまあ良いだろうと判断し、すぐに買うことを決めました。
ちなみに、普段はibanez JEM(vaiモデル)とか、G&L USA S-500とかを使ってハードロックやアニソンをやっており、歪みもメタルバンド一歩手前くらいには歪まし、クリーンやクランチも結構使います。
そんな私ですが、このギターは結構好きです。
ピックアップはSSHの、リアハムはトーンポッドの上下でコイルタップできる組み合わせです(スイッチ式ではなく、自分でノブを持ち上げる必要があります)。
音はハムのほうはDimarzioピックアップほどではありませんが(JEM)まあまあ歪ませられます。中低域にピークがあり、やたら高域を出してもよくなりません。クリーンで使っても、スケールが短い割に低域が出ないなんてことはなくむしろ出る方に感じました。中高域を軽く歪ましたクランチも良い。フロントは綺麗でとても材にあったピックアップのように思います。クリーンのレンジは広く、またそこそこに歪ませてフルピッキングすると、Alcatrazz時代のyngwieとかなり近い音になるのもすごく良い。
ミックスポジションもクリーン歪みともにジョリジョリっとまあまあ綺麗になってたはずです。JEMよりミックスポジションは使いやすかった気がします。音量変化がないおかげかもしれませんが。(現在、何故か使えない。)
因みにフロント、リアの音量バランスはとても良いです。
チューニングに関して。これはあまりよくありませんでした。アームなんて使おうものならすぐ狂うし、そうでなくても5分程度弾いてるだけでかなり狂うので実用性が微妙だなーっと思ってました。原因を突き詰めてみるに、ネックはまっすぐ、弦は新品(買ったばかりだし当たり前)、ペグは無印でしたが普通に良さげ、しかしナットは安物っぽい、ブリッジは普通の6ネジシンクロナイズドトレモロでサイズだけに独自規格かもしれない、、、とりあえずナットの潤滑性をよくするためにオレンジオイルを裏側に塗ってみましたがダメだったので、目の細かいやすりで弦の当たる部分を少し擦りました。これでまあまあ改善しました。ゆくゆくはブリッジも含めて交換する必要があるかも。
あと木工は良いのですが、電装系はちょっと雑だったのか、使用2, 3ヵ月でトーンとセンターピックアップが使えなくなりました。中身も少し汚い。
セッティング・使用環境など補足
ライブハウス、スタジオ練、自宅練